L’aisance レゾンスに行ってきた

お店紹介

クリスマス・イヴの日にフレンチを食べに行ってきた。なんとおっさん3人でだ。

ことの発端は、ボクがラビットさんのフェイスブックを見てこの店のことを知ったことだ。アイツこんな美味そうなもの食ってるぞ、とタイガーさんに報告したら、予約したとLINEで言ってきた。

えっ、マジか?おっさん3人でフレンチってどうなんやろとも思ったがまあ美味いものを食べれるならOKだと軽く返事しといた。

そして当日になってその日がクリスマス・イヴだということに気が付いた。さ、最悪の日や。しかもラビットさんはこの店に来ることは聞いてなかったらしい。1か月で2回も同じ店で食べるんかい・・とぼやいていた。

まあでもここまで来たら開き直って食を楽しむしかない。

テーブルに座るとまず飲み物のメニューが来た。ワインもいいかなーと思ったけどビールかな。

プレミアムモルツ。

ここのランチは12時丁度に全席に配膳が始まる。しかしまだ15分ほど早いのでこのままだと始まる前にビール飲み終わってしまうぞ。ちびちび飲もうっと。

テーブルには引き出しが付いていてそこにカトラリーが配置してある。本日のメニューも入っていた。

時間になると配膳が始まり、その後シェフの挨拶と料理の説明。料理の説明は1品ごとに行われ、先日見た映画の「ザ・メニュー」を思い出した。サスペンスは起きなかったが・・。

まずは序章ということで胃を温める料理。メニューには載っていない。蕎麦湯をアレンジした一品。

続いて立体的な器の上にちょこんと乗ったタルト。えごま卵を使ったオムレツの上に若狭牛のリエット。

これは上の部分が蓋になっていて、開けると別の一品が隠れている。部分的に生のアオリイカを使った料理で、足羽にある麩市の地辛子で味付けされている。美味い。

次は刺身だな。この店フレンチではあるが日本食の要素もふんだんに取り入れている。ラビットさんが言ってたが「かき乃木」と重なる部分がある。かき乃木が日本食の中にフレンチを取り入れているならばレゾンスはその逆。立体的な器を使うところも似ている。

魚はフクラギ。スモークしてある。下には野菜や果物が敷いてあり、ゆずとラフランスがこのスモークした魚とよく合う。

次はセイコガニのコロッケ。内子外子も含めて衣に閉じ込めてあった。福井市白方町のトマト使用のソースをからめて食べる。

次の料理は鰆。赤いのはサフランかと思ったらサツマイモの紫とみつ金時みたい。ニョッキも添えてあった。赤い色が強いと写真がうまく映らんのでこれはスマホで撮った写真。

焼き野菜。一旦配膳された後、再びシェフがスープをかけて完成。スープには香りの強いキノコを使っていてその匂いとともに楽しむ一品。振りかけてある塩がけっこう強い。

小ぶりのスモークしたおにぎり。鹿の生ハムが入ったペーストとともに味あうと美味い。

次の肉料理の前にはナイフを選ぶ。越前打ち刃物。

これにした。かっこいい。

ということでのと豚のステーキ。ナイフむっちゃ切れる。

蕎麦がきのデザート。薬草の入った東郷の日本酒の蘭麝酒を使った味付け。

ラビットさんがシェフに蘭麝酒のことを聞いたらボトルを見せてもらえた。

リキュールの分類になるんやな。

一子相伝の酒らしい。北斗神拳か。

デザート2品目。下にはバジルを使った緑色のジェラートも隠れていて赤と緑のコントラストがクリスマスだとラビットさんが言ってた。

最後はお菓子と紅茶。お菓子はカヌレ。紅茶はフルーツ系のフレーバー。

おっさんだけの寂しいクリスマスはこうやって更けていった・・。ってまだ昼やった。

でも美味しかったのでよかった。こういうのもたまには悪くない。

おわり。