映画「ポトフ」を観に行ってきた

日々の出来事

映画「ポトフ 美食家と料理人」を観に行ってきた。

19世紀末のフランス。有名な美食家ドダンと天才料理人ウージェニーおよびアシスタントたちの話。彼らが作る究極の料理は人々を驚かせ、噂はヨーロッパ各国にまで広がっていた。そんな中招待された料理にうんざりしたドダンは、今度は最もシンプルな料理ポトフで皇太子をもてなそうと思いつくけど・・という話。

序盤の料理を作っているシーンはかなり長尺であるにもかかわらず興味深くて惹きこまれる。料理の手際がいいんだな。映像は美しくてルノワールの絵を見ているようだった。音楽や効果音は流れず鳥の声などの自然の音がその映像を立体的にさせていた。

ただしストーリーが今一つ中途半端な気がするなー。あの天才的な舌を持つポーリーヌとともにポトフを作るところまでやって欲しかった。逆に恋愛シーンは個人的には多すぎかな。もっとさらっとでいいんだけど。まあ監督からしたら恋愛と食事はどちらも官能的なものというその対比がテーマの一つだったのかな。でも要らんなー。



ところでこの映画の前にピーター・バラカンのトーク付上映があったみたいだ・・。しまった、見たかった。全然知らんかった。

メトロで、音楽関係の映画目白押しだな。時間があればなるべく観てみたい。

ポトフの前に予告流れてたけどキャロルキング、かなり良さそう。

おわり。

コメント

  1. 大坂英樹 より:

    ピーターバラカンきてたの〜〜。だいぶ前に気がついていたのに13日かーーー!!

  2. jaguar より:

    メトロ劇場は注目してなあかんな。

  3. アントニオ・ゴメス より:

    ピーター・バラカン、去年も確かメトロに来てたぞ。

  4. jaguar より:

    ということは来年もまたあるかもな。