勝山の平泉寺。寺と名前が付いてるが、正確には平泉寺白山神社。あちこちに鳥居がある。まあ、幕末以前は神社もお寺も一緒だったということらしいのでお寺でもあり神社でもあるのだろう。717年に泰澄大師によって開かれたといわれる「由緒正しい」神社らしいが、一向一揆により全山が焼失して、まだまだ遺跡を掘り返さないと本当はどんなところだったか全容が見えないという謎に包まれたところらしい。「由緒正しい」の意味が分からなくなってくる。
森に埋もれた石造りの中世巨大都市。お、おう?これって日本のアンコールワットじゃ?
しばらく歩くとネコが登場。お前が案内してくれるのか?
アチラの方向へ行くのじゃ。・・と言ったようにボクには見えた。
苔寺と言われるだけあって緑がきれい。
御神木も立派。
発掘現場もすごいな。これらの石は約1000年前に修行僧が九頭竜川(の河原石を運んで作ったとか。
地震とかで崩れないのかな。
とにかく石だ。石の文化だ。・・と言う気がした。
何やらありがたいが、神社であるのに神々のストーリーがよくわからない。そんな中、近くにいた観光グループの人たちの声が聞こえた。「ボクは名古屋の(教授?)・・・ここの神社にスサノオの・・・熱田神宮と関係が・・・」う~む。そうなのか?イザナミを祀っているところはあったけど、スサノオ関係のところなんてあったっけ?もしかしてこの地には壮大な神々の秘密が隠されているのか?
一通り回って入口付近に戻って来たらこんな看板があった。
やっぱり。。
さて、この後美術館へ行くのかと思いきや、次は勝山城博物館へ・・。