京セラ美術館 魅惑の昭和モダンとテクノロジーアートを観てきた

日本旅行

京都に行ってきた。なんか長男が福井に帰ると言うので迎えに行った。迎えに行かなくても全然OKなのだが、単に妻が京都で遊びたいだけ。

長男は京都にいながら京セラ美術館に行ったことがないというので半強制的に連れて行った。今回やっていたのは「魅惑の昭和モダン」と「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」。



魅惑の昭和モダンは時代様式が変わってきたころの日本画。

着物姿でゴルフをする女性の絵とか

電気灯の下の女性とか

構図の美しい弓を射る女性とか

なんか線が繊細でいいな。萩尾望都さん、山岸涼子さん、山下和美さんなどのマンガの線を彷彿させる気がした。

写真OKの作品が少なかったけど他にもいい作品多数。女流マンガ好きなら絶対見るべき。

女性の絵だけじゃなくこんな屏風もあり。こんな屏風うちに飾るとかっこいいなー。



一旦休憩。こんなスペースあるんや。

あの赤いの何?

芸術作品みたいやけど。わからんわ。

反対側にはベンチがあって、これも作品らしい。ここ、結構インスタスポットやわ。ここで座って撮るとかっこいい写真が撮れる。

あと、この美術館の庭がいい。特に今は桜の季節でこれだけでも価値がある。着物を着た女の人がみんなこの庭を背景に写真を撮っていた。



さて今回のツアーの第2部「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」

要はテクノロジーを使った現代アートなんだろうな。

なんか結晶化したような作品。有機的。

胎動。なんか生まれるわ。知らんけど。

この風景の下のほうは布?

いい。この表現。

黒い綿棒だよなー。これ。

この西陣織もすごかった。写真を撮っていいのかわからなかったので絵がないけど、木目を表した布がムチャクチャすごい。伝統の西陣織とコンピューターのジャガード。この融合がすばらしい工芸品を生み出すんだなと思った。

珊瑚と骨をイメージさせる作品。化石化する代わりに珊瑚化してるんだよね。

そして今回一番衝撃的だった作品。謎の黒い物体が黒い水から這い出して柱をよじ登っていく。磁性流体を使っているということはわかったけど、あの動きはどうやって表現してるんだろう?むっちゃ不思議や。

ということで良かったよー。京セラ美術館。今まで興味なかった長男も、次から定期的に行ってみるわとか言ってた。知らんけど。

おわり。