武生のこだわりのフレンチ「Marpe」に行ってきた。福井県産にこだわり、週2日だけ営業であとの日は食材を取りに山に行ってるらしい。なんか凄そう・・ってことで予約を入れて行ってみた。
まずはお店の佇まいから一風変わってる。Marpeの看板が外にオブジェのように置いてある椅子の上にあった。
暖簾がかかってるので多分ここなんだろうなと入ってみた。
店内は昭和の雰囲気。畳に置かれたソファとテーブルは違和感を感じない。
BGMは鳥の声が入った環境音で店内の雰囲気と合っていた。鳥好きなトールくんがこれは日本の鳥ではないなと言ってた。流石だ。
タイガーマスクがいた。
こだわりのカトラリー。期待が高まる。
飲み物はまだ昼間だしノンアルコールビールを頼んでみた。
ということでまずは1品目。春キャベツとクスクスの前菜。クスクスは世界最小のパスタ。
自家製のイチゴの天然酵母で作ったパンのキノコ掛け。山で採ってきたというポルチーニが入っているのでいい香り。
濃厚な玉ねぎのポタージュ。フキノトウも入っててちょっとした苦みが春らしい。写真の中央の緑色のはさやえんどう。
燻製したハマチの刺身を中心にカリフラワー、ブロッコリー、甘みの強いトマト、筍。皿に降りかかっている藻塩はシェフ自ら製塩したらしい。
ホタルイカのリゾット。濃厚なホタルイカの旨味と菜の花のハーモニーが素晴らしい。
焼いたふぐにソースをかけたものと蕎麦。ふぐは揚げてしまうと鶏肉っぽくなってしまうので焼いたとのこと。ノビルが添えてある。
荒島ポークの黒糖梅ソース掛け。下にはごぼうの細切り、上には葉ワサビが乗っている。
アーモンドのムース。
自家焙煎のコーヒー。味わい深い酸味がクリアで強い。美味い。
全ての料理に感動したわ。ちょっと凄いものを食べた感じ。
おわり。
※6/1からお店が宮崎村に移転とのこと。武生で食べれるのはあとちょっと。
※料理はゆっくりと出てくるので時間に余裕のある時に行くべし。