くら寿司へ行ってきた

お店紹介

家族4人でくら寿司へ行ってきた。
くら寿司は初めて。大体廻る寿司自体がかなり久しぶりだ。

席に着いて驚いた。廻ってる寿司が透明な半球形状のものに包まれている。カプセルコーポレーション製か?中身の寿司は一体どうやって取り出せばいいのだ?

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大学に通う長男は慣れた手つきでこうやって取ればいいんだと言うが、通常の単純な廻る寿司しか知らない年配者だったら一つも取ることが出来ずに店を去らなければいけないかもしれない。ボクもその世代に指一本掛かっているといっても良いだろう。

見ればタッチパネルもあり、そこで選んだものは通常のレーンの上部にある専用レーンで注文者に運ばれる模様。このレーンは非常に高速で、注文者のところでピタリと止まる。なんて文明が進んでいたんだ。。亡き手塚治虫先生でもこの未来は予想できなかっただろう。「まもなく25番テーブルにご注文の品が到着します」とかなんとか。すごい。メトロポリスか、ここは。

とりあえず。ビールだ。ビールは通常のレーンでは廻ってないみたいなので、次男にタッチパネルで頼んで欲しいと告げるがそこにはないと言われた。セルフだとのこと。

セルフ・・
って何だっけ?

余りにも近代化されたシステムに圧倒され、一瞬迷った後、入口付近にビールはこちらみたいな字がちらりと見えた。むぅ・・あそこに行けということか?ということで行ってみたら生ビールの注ぎ口があった。隣のガラス戸の冷蔵庫からジョッキを取り出して注ぎ口に置く。「中央にジョッキを置いてボタンを押してください」の文字があったのでそのボタンを押すが何も反応はない。何度も押すがうんともスンとも言わない。

・・・文明が、進み過ぎた文明がボクを苦しめる。。便利を超えた神にも似た力は人間らしさの消失につながるのではないかと、ボクはそんな危惧を頭によぎらせていた。

どこかに、どこかにヒントはないかと探し回ると、上部に説明書きがあった。500円を入れないとダメみたいだ。。

・・もう少し目立つように書いてくれ。

お金を持ってなかったので空のグラスを持ったまま席へ戻って妻に500円を貰った。かっこ悪。

さて、くら寿司の味の方はどうかというと、全体に若い人向けという感じかな。チーズを乗せたりハンバーグや牛カルビのようなボリュームのあるメニューが多い。

旨辛とんこつ醤油らーめんは、うどん出汁にラーメンの汁を混ぜたような味。カツオ感が半端ない。サザエさんもびっくりだ。

旨辛とんこつ

天ぷらはアツアつでおいしかった。この店、個人的には全体に火の通ったメニューが正解といったところか?

食後に食べ終わった皿を回収口に入れると5枚ごとにゲームができることを知った。この妖怪ウォッチのゲームでアタリだとガチャガチャのカプセルが一つ出てくる。パチンコの画面みたいな画像が出てアタリっぽいリーチだとちょっと、おおっ!と盛り上がる。しかしなんだ、この客に片づけをさせながらそれを感じさせない制度。すごい。しかも最後に4枚残ったのでゲームをするために余計な1枚食べてしまった。恐るべし、くら寿司・・。

ビックラポン

おわり。