行ったことのない呑み屋に行こう
10月10日、今まで行ったことない呑み屋を新規開拓しようという趣旨で鯖江の「むらさ木亭」に行ってきた。同行者はアントニオくん。いつも呑んだ後はカラオケなので、ビッグエコー(とんとん拍子)の駐車場に車を停めて歩いて移動。まだ5時過ぎなので明るい。そういえばこの時間からやっているのか?
川沿いの道を進んでいく。10分程度歩いただろうか。
むらさ木亭は住宅街にひっそりとあった。こじんまりとした隠れ家的な呑み屋。すでに車がいっぱい停めてあるので、もう営業しているのだろう。
座れるのかなと少し不安に思って扉を開けると、客が誰もいない。あれ?表に停めてあった車は何?と思ったけれど、よく見たら奥に仕切られた座敷の部屋があって団体客がそこで呑んでいた。ボクらも座敷の小さい部屋で呑むことにした。なかなか落ち着く。
豊富な「むらさ木亭」のメニュー
壁にはこれでもかというぐらいメニューが並ぶ。なかなかの品ぞろえ。
何を頼むか迷ってしまうが、とりあえずすぐに出てきそうな、おでん盛り合わせを頼んだ。これ、出汁の味が抜群。もちろんその出汁を吸った具の味も最高。
続いて、店の実力がわかる刺身盛り合わせ。熟成刺身?魚の旨みが凝縮されていた。
厚めに切った牛タンの塩焼きと、カキの天ぷら。カキフライでなく天ぷら。お手軽な冷凍ものでない証拠だな。
さんまもおいしかった。なかなかの上物。
おろし蕎麦。期待してなかったけどちゃんとした蕎麦。蕎麦屋として出しても問題ないレベル。
この店、全体的に料理のクオリティが高いという印象。予想外。今まで知らなかったのが残念だ。
満足して帰るころには辺りはすっかり暗くなっていた。気温はだいぶ下がっていると思われるが、酔っているのでそれが逆に心地よかった。
アルプラザの夜景を右手に見ながら歩いてカラオケ店に戻る。この「むらさ木亭」から「ビッグエコー」のコース、今後定着しそうな予感。
アルプラザには、買い物客がまだいっぱいいるんだろうな。小さい町だけれど同じ時間に呑み屋に行く人もいれば買い物行く人もあり、店員もあり、こうやって経済は成り立っているのだろうな。
おわり。