ジャガー中嶋のテキトー日記

蜜蜂と遠雷を読んだ

「蜜蜂と遠雷」という小説を読んだ。今年、直木賞を受賞した作品。
(今回の記事は酒も居酒屋も関係ないので、それを見にここに来ている人は関係ない話でゴメン。)

ボクは本はほぼマンガしか読まないけど、たまに小説も読むのだ(笑)

蜜蜂と遠雷はクラシック音楽の話

これはクラシック音楽関連の小説。音楽の話は好きなのだ。以前読んだのは「船に乗れ!」って小説。これ、よかった。そして、今回の「蜜蜂と遠雷」も凄くよかった。

この小説、ほぼ全編ずーっと、ピアノコンクールの話。風間塵という天才ピアニストを筆頭に、マサル、亜夜、明石という優れたピアニストの話。それぞれの演奏描写がすごい。ページ数は多いけれどマンガを読んでるみたいにすぐに読めた。何度涙腺が緩んだか。。以下ネタバレなので、注意なのだ。







蜜蜂と遠雷の感想

ボクはやっぱり天才風間塵に感情移入したんだよね。この中でボクがなりたいなら絶対に塵だな。こんな天才に一度でもなってみたいもんだ。でも、途中から優勝できないのは何となくわかったんだよね。塵は他のコンテスタントにパワーを与える役なのだ。ただ、優勝が亜夜でなくマサルだったのは、何故なんだろう。影響を受けあってるコンテスタントたち。マサルがその時点での進化の頂点だっただけの話で、次はわからないという暗喩かな。

小説中の選曲もよかったね。アップルミュージックで聴きながら小説を読むと臨場感があっていい。あと、音の響きのために楽器の配置を変える風間塵シフトのアイデアもよかった。・・・シフトって野球か!

おわり。

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