ジャガー中嶋のテキトー日記

「味処おたん」に行ってきた

くずし割烹ぼんた」を出た後、さらに鯖江駅で呑もうかということになっていたのだが、アントニオくんがぼんたの横にある「味処おたん」の暖簾を見た途端、吸い寄せられるように入っていった。

店名は、なすびの絵が書いてあるので「おたんこ茄子」由来かな。確かに何か引き付けられるものがある。ボクらはカウンター席に座った。

とりあえず生中・・って今日何杯目やねん

メニューは庶民的な感じのものが多い。

とりあえず、何か頼んだけどあんまり覚えてない。これはすき焼きっぽいな?

程なくして、ボクの隣の、壁際に座るキャップを斜めに被るおっちゃんが話しかけてきた。歳は70台ぐらい?

おっちゃんは、「お前どこから来たんや」と言うので、ボクの住んでる地名を答えたんだけどボクの回答は全く聞いていないのか、「南条か▽★た■か。○▼×■は★■ゃぞぁ・・・・・・」と訳のわからないことを言って、最後にニカっと笑う。これが果てしなくループだ。つまりまた、しばらくすると「お前どこから来たんや」「南条・・」ニカっ。

最初は愛想笑いしてたけど、だんだんめんどくさくなってきて、「ボクの住んでるとこ覚えてくれんおっちゃんとは喋ってられん」と言ってみた。言い過ぎたかなと思ったけど、あんまり変わらんかった。しばらくしたら帰ってったけど、お店の人によれば昔は教師だったらしい。おっちゃん、次会った時はボクの住んでるところ覚えてくれ。

しばらくすると、今度はアントニオくんの隣の若い女性二人組が話しかけてきた。この人たちもクラフトビール祭に行ってきた模様。やっぱり普通のビールが一番うまいとか。

しかし何だ。この店は初対面でも普通に話せる雰囲気を持ってるようだ。素晴らしい。さらに、女性2人の向こう側にいた男性2人も巻き込んでいろいろ喋った。具体的な会話の内容はもうかなり酔ってたので覚えてないけど、楽しかったなぁ。

さて、いつ帰ったかわからないけれど、気が付いたら電車に乗っていた。え、ちょっと待て。降りたい駅通り過ぎてるぞ。引き返すために急いでアントニオくんを起こして、次の駅で降りた。

ここって・・

あー

「南条」駅じゃん・・。おっちゃんが言ってたのはこのことだったのか。

おわり。

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