世襲制の是非と、昔読んだ推理小説

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自民、世襲制限先送り
http://www.asahi.com/politics/update/0605/TKY200906040364.html
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昔読んだ推理小説にこんなシーンがあった。
密室状態の豪華客船の一室で殺人事件が発生。
どうして鍵が掛かったのか謎だった。
登場人物Aが
「先ほど船が急停止したため、ロックがスライドして掛かったのではないか?」
それを聞いた探偵
「いや。それはない。」
登場人物A
「どうして?もしかしたら掛かる可能性もあるでしょ?もう一度急停止して実験してみましょう。」
探偵
「いや、もう実験はすでにされているんだ。」
登場人物A
「え?」
探偵
「先ほどの急停止のとき、他の部屋は一部屋もロックされなかった。ということは急停止ではロックされないんだ。」
登場人物A
「・・・・・・・」
長くなったけど、今回の世襲制問題でこの推理小説の話を思い出した。
あるコメンテーターが自民が世襲制限を見送ったことに対して
「民意を反映してない」とか言ってたけど、
もう民意はすでに投票されてわかっているのです。
もし、世襲制が悪いと民意が判断するなら、現在こんなに二世議員いません・・。